さて、時間も3時半を過ぎたので、ここでようやく遅い昼食です。

ツーリングマップルにも載っている「三股山荘」に寄ってみた。

ここいらは、かつて国鉄士幌線の終着駅があったところだ。

こんな山奥まで鉄道が通っていたという事に今さらながら驚きを禁じえない。

 

 

 お店はオシャレなログハウスで、ちょっとしたおみやげも売ってます。

窓から差す陽射しにも温かみが感じられました。

 ちなみに、奥のカウンターに座っている方もライダーで、私と同じ埼玉からツーリング中との事。

こうした旅人同士のちょっとした交流も嬉しいものである。

 

 

 注文したのは「畑のランチ」900円。

通常はトーストではなくじゃがいもが載っているそうだが、この時は切らしていたので代替としてトーストになったそうな。

味はもちろん良く、十分満足できました。

 

 

 三股山荘で、次の目的地への情報を得て、再びR273を下る。

 

 

 やってきたのはタウシュベツ橋梁です。

「タウシュベツ橋梁」とは、かつてここを通っていた国鉄士幌線の橋梁ですが、現在は廃線となっていて、もちろん列車は走ってません。

R273から途中ダートを4kmほど走ると駐車場があり、そこからは徒歩で200mほどの距離です。

 

 

深い森の中を湖に向けて歩く。

この緑の中を歩くのは気持ち良いものである。

なんといっても、先ほど三国峠から眺めたあの大樹海の一帯なのだ。

最近はこの橋も有名になり、観光客も増えているようなのでクマに関しては多少安心できますが、油断は禁物。

 

 

 そしてやってきました「タウシュベツ橋梁」。

この橋は糠平湖に架かるめがね橋で、湖面の上下で橋げたまでの全貌を現す時もあれば、完全に水没する時もあるなど訪れる時によってさまざまな姿を見せるらしい。

今回は・・・まあちょうどいいくらいではないでしょうか!?

もうちょっと湖面が下がってればベストだったかも。

 

 

さらに下がった位置からの全景。

この橋の存在は以前より知ってましたが、ダートをそれなりに走るのがイヤだった事もあり、訪れずにいました。

でも、最近徐々に崩壊が進んでいるとの事で、やっと見に行く決心がつきました。

 

 

こちら、順光での1枚。

確かに崩壊が進んでいるようですね。

この橋、北海道遺産にも登録されており、その独特の雰囲気は素晴らしいものがあります。

近くを通った際には1度訪れてみてはいかがでしょうか。

 

 

 こちら、十勝の山々にかかる雄大な雲と、照りつける太陽。

湖面とのコントラストはタウシュベツ橋梁に負けず劣らず、時間を忘れるほどの美しさでした。